姫路市にある英語・英会話教室 Real Engish Now! Himeji事務局ブログです。今回はハロウィンのお話しです。記事の前半は、先生が子供の頃のハロウィンのエピソードを。後半は、当時毎年観ていたスヌーピーのハロウィン動画オリジナル版の紹介をしています。
ハロウィンには大きなピローケースにいっぱいのお菓子!
欧米ではハロウィンには、仮装して近所の家々を一軒一軒訪れて回って(door to door)、持参の袋やバケツにお菓子を入れてもらいます。
お菓子をもらいに行く年齢は、だいたい5才から11才か12才くらいまでで、5才くらいの時はパパやママと一緒に近所の家々を回るのですが、8才くらいになると友達と回ります。11才くらいになると、近所だけじゃなくけっこう遠いところ(2~3km)まで行ったりします。
先生が10才の頃、お菓子を入れる袋として大きなピローケース(まくらカバー)を持って、door to doorに行きました。そのピローケースがお菓子で一杯になると、一度家に帰って全部出して置き、空になったピローケースをもう一度持って2回目のdoor to doorに行きました!
パパやママと一緒に行く幼い年齢のときは小さな袋なんですが、10才で体も大きくなったので重たい袋でも持って帰ることができました。子供たちは年齢が大きくなるとともに、袋もだんだん大きくなっていきます。みんなたくさんのお菓子がほしいからですね^^

先生
もらったお菓子を友達と見せ合う
翌日には、学校で違うグループの子たちと、もらったお菓子を見せ合うのですが、“すごいお菓子をもらった”自慢大会になります。「ぼくはあの家で大きなケーキをもらったんだ」と聞くと、来年はその地域を目指すのです。
5才の時は初心者ですが、10才になるとベテランに成長するので、友達と「どこへ行けば“すごいお菓子”をもらえるか」、計画を練って出掛けるようになります。
何でもそうですね、長く続けると段々上手になります。英語も同じですね。
Bobbing for Applesというゲーム
ハロウィンでは、「bobbing for apples」というゲームもします。 大きな桶に水を張ってリンゴを浮かべます。手を使わずに口でリンゴをくわえて取る遊びです。この記事の最後に紹介している、スヌーピーとチャーリーブラウンのハロウィン動画「It's the Great Pumpkin, Charlie Brown」の中にもそのシーンがありますよ。
↓口よりもリンゴの方が大きくて難しいときは、リンゴの軸をくわえて取ります。コツです。

bobbingとは
Claudeの回答によると、bobbing は上下にユラユラ動くことです。
例えば、想像してみてください。
- プールで浮き輪に乗っているとき:
波がきて、体が上下にユラユラ動きますよね。その動きが「bobbing」です。 - 音楽を聴くときに頭をユラユラ動かす:
好きな曲が流れると、つい頭が上下に動きませんか?それも「bobbing」です。 - バネの上に乗ったとき:
トランポリンみたいなバネに乗ると、ポンポンと上下に跳ねます。その動きも「bobbing」です。
「何かが上下に繰り返し動くこと」= bobbing
つまり、ユラユラ、ポンポン、上下に動く動き全般を「bobbing」と言います。
動物が頭を上下に動かすときも、風で木の枝がゆらゆら揺れるときも、みんな「bobbing」です。
1940年代のハロウィンではお菓子ではなく
昔聞いた話によると、1940年代は戦争の影響で物がない時代だったため、ハロウィンに一般の家々にはあまり行かず、近所の八百屋さんへ「trick or treat !」に行ったのだそうです。そこでもらうのはお菓子ではなくリンゴだったそうで、そのリンゴを家に持って帰ると、ママたちが手作りのアップルパイを焼いてくれたそうです。

ここから後半は、スヌーピーの作者さんのお話しと、スヌーピーとチャーリー・ブラウンのハロウィン動画「It's the Great Pumpkin, Charlie Brown」を紹介します

実は、スヌーピーは脇役
日本ではスヌーピーが主役と思っている人が多いですが、ほんとうの主役は、スヌーピーの飼い主である「チャーリー・ブラウン」です。
チャーリー・ブラウンとスヌーピーが登場する漫画「Peanuts(ピーナッツ)」が誕生したのは1950年。作者はチャールズ・モンロー・シュルツさん(1922ー2000)。
とても古い作品ですが、今でもチャーリー・ブラウンとスヌーピーのハロウィン/クリスマスの特別番組は、世代を超えて受け継がれ、世界中の子供たちや家族に親しまれる伝統の季節行事となっています。
作者のシュルツさんが伝えたかったこと
「Peanuts(ピーナツ)」は、哲学的な文学作品です。「人生は思い通りにならないことの方が多い」という真理を、チャーリー・ブラウンの姿を借りて描いています。
人生はうまくいかないことの方が多いけど、あきらめずに挑戦すれば次はうまくいく!という、粘り強く前向きにがんばる大切さを伝えています。
タイトルの「Peanuts(ピーナッツ)」について
作者のシュルツさんは、本来のタイトルを「Li'l Folks(リル・フォークス)」としていましたが、すでに別の人の作品に似たタイトルがあったため、当時の配信会社によって「Peanuts(ピーナッツ)」に決められてしまいました。「ピーナッツ」というのは「ちび」や「小さくて価値がないもの」を意味するスラングです。配信会社は、シュルツさんの作品を読まずに、当時人気だったテレビ番組の視聴席"ピーナッツギャラリー"をヒントに勝手に決めたのでした。
シュルツさんは、自分の作品にプライドを持っていたため、「Peanuts(ピーナッツ)」というタイトルがずっと気に入らず、「Good Old Charlie Brown(グッド・オールド・チャーリー・ブラウン)」というタイトルを付けたかったのですが、経験が浅い自分の意見は通らなかったと話しています。
Good Old Charlie Brown, but he was too inexperienced to stand his ground. Years later, he said of “Peanuts,” “It’s totally ridiculous, has no meaning, is simply >confusing — and has no dignity. I think my humor has dignity.” californiasun.co
スヌーピーとチャーリー・ブラウンのハロウィン動画「It's the Great Pumpkin, Charlie Brown」
英語の題名は、「It's the Great Pumpkin, Charlie Brown」(チャーリー・ブラウンとかぼちゃ大王)といいます。1960年代のオリジナル版で「ピーナッツ」シリーズの中でも特に評価が高い作品です。 あらすじを読んでから動画を観るといいと思います。
あらすじ
物語は3つのエピソードで描かれています。
① かぼちゃ大王(Great Pumpkin)を信じるライナス
ハロウィンの夜にかぼちゃ畑に行くとかぼちゃ大王が現れて、サンタクロースと同じようにプレゼントをくれたり、願いをかなえてくれる、と信じているライナスはかぼちゃ大王に手紙を書きます。そんな彼を仲間たちは笑いますが、ライナスのことが好きなサリー(チャーリー・ブラウンの妹)は彼と一緒に、かぼちゃ畑でかぼちゃ大王を待つことにします。
② かわいそうなチャーリー・ブラウン
ライナスとサリー以外の仲間たちは、シーツをかぶってお化けに仮装するため目の部分を切り抜いてコスチュームを作りますが、チャーリー・ブラウンは切り過ぎて穴だらけになってしまったのでした。Poor Charlie Brown !
ハロウィンの夜、もらったお菓子を入れるための袋を持って「Trick or treat!」と言いながら近所の家を回ります。みんなは家の人からお菓子をもらうのに、チャーリー・ブラウンだけ石ころをもらうのでした。もらったお菓子をみんなで見せ合う時に、チャーリー・ブラウンは「I got a rock.」と残念そうに言います。Poor Charlie Brown !
③ スヌーピーの空想場面
同じころ、スヌーピーは空想にふけります。その内容は、第一次世界大戦の戦闘機パイロット(フライングエース)になって、犬小屋の上からヨーロッパの戦場という壮大な世界へ飛び立ち、敵の撃墜王レッドバロンと激しく戦います。敵に撃墜されたスヌーピーはハロウィンパーティーに紛れ込みます。ピアノの曲に突然泣き出すスヌーピー。この場面は当時の戦争の虚しさや犠牲になった兵士たちへの哀悼を表していると言われています。
物語の終わり
一晩中待ったけれど、結局かぼちゃ大王は現れず、サリーは「こんなことならみんなとお菓子をもらいに行けばよかった」と怒って帰ってしまいます。チャーリー・ブラウンとライナスはお互いのハロウィンが散々だったことを話し、チャーリー・ブラウンが「ボクたちにもいつかいいことがある」とライナスを慰めると、「来年こそはかぼちゃ大王は絶対に来る!」と言って物語は終わります。
作者シュルツさんの静かなメッセージ
「It's the Great Pumpkin, Charlie Brown」のスヌーピーの空想場面は、シュルツさんご自身が兵士として第二次世界大戦を経験した記憶と、1960年代半ばのベトナム戦争の泥沼化という時代背景から、「反戦」という静かなメッセージが込められています。
ハロウィンという「子供たちが最も無邪気になれる夜」を通じて、「信じることの尊さと切なさ」「想像力の素晴らしさ」そして「平和への願い」を、子供の目線から優しく、少しほろ苦く世界に届けたのです。 The New York Times
それでは動画をどうぞ!
先生が子供の頃、毎年ハロウィンになると観ていたオリジナル版です。
先生
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